学校では教えてくれない 繊維素材のメリット・デメリット│福助 公式通販オンラインストア

私たちの生活に欠かせないもの、それが繊維。衣類はもちろん、布団やクッション、テーブルクロスなど、様々な生活必需品に使用されています。
綿、ウール、ナイロンなどなど、、、今更聞けないメリット、デメリット。。。学校では教えてくれない繊維のメリット・デメリットを紹介します。

シーズン早見表

メリット・デメリット早見表

天然繊維
メリット
デメリット
メリット
  • ・優しい風合い
  • ・優れた吸放湿性
  • ・静電気が起きにくい
  • ・アルカリに強い
  • ・熱に強い
  • ・丈夫
デメリット
  • ・シワになりやすい
  • ・濡れると縮む(硬くなる)
  • ・酸に弱い
  •  
メリット
  • ・さらっとした風合い
  • ・優れた吸放湿性
  • ・清涼感 夏にぴったり
  • ・アルカリに強い
  • ・丈夫
  • ・光沢感
  • ・乾きやすい
  • ・光沢感
  • ・乾きやすい
デメリット
  • ・シワになりやすい
  • ・白化(フィブリル化)する
  • ・紫外線に弱い(変色)
  • ・酸に弱い
  • ・硬い
メリット
デメリット
メリット
  • ・美しい光沢感
  • ・肌触りのよさ
  • ・人肌に近い成分
  • ・優れた吸湿性
  • ・優れた吸湿性
  • ・夏は涼しく、
    冬は暖かい
  • ・天然の抗菌性
  • ・夏は涼しく、冬は暖かい
  • ・天然の抗菌性
  • ・UVカット
    (紫外線吸収)
  • ・酸に強い
デメリット
  • ・白化(フィブリル化)する
  • ・紫外線で黄変する(黄ばむ)
  • ・摩擦に弱い
  • ・アルカリに弱い
  • ・熱に弱い
メリット
  • ・優れた保温性
  • ・柔らかな手触り
  • ・シワになりにくい
  • ・天然由来の吸放湿性
  • ・天然由来の吸放湿性
  • ・夏は涼しく、冬は温かい
  • ・夏は涼しく、冬は温かい
  • ・はっ水性
  • ・酸に強い
デメリット
  • ・アルカリに弱い
  • ・縮む(フェルト化)
  • ・熱に弱い
メリット
  • ・優れた保温性
  • ・柔らかな手触り
  • ・独特のぬめり感
  • ・しなやかで軽い
  • ・光沢感
デメリット
  • ・アルカリに弱い
  • ・縮む(フェルト化)
  • ・熱に弱い
メリット
  • ・優れた保温性
  • ・毛玉になりにくい
  • ・シワになりにくい
  • ・光沢感
  • ・丈夫
デメリット
  • ・チクチクする
メリット
  • ・優れた保温性
  • ・優れた保湿性
  • ・美しい光沢感
  • ・軽い
デメリット
  • ・縮む(フェルト化)
  • ・毛が抜けやすい
  • ・毛玉ができやすい
化学繊維
メリット
デメリット
メリット
  • ・優れた吸湿性
  • ・保湿性
  • ・光沢感
  • ・消臭性
  • ・熱に強い
デメリット
  • ・摩擦に弱い
  • ・水に弱い
  • ・乾きづらい
  • ・シワになりやすい
  • ・白化(フィブリル化)する
メリット
  • ・優れた吸放湿性
  • ・保湿性
  • ・光沢感
  • ・柔らかい
  • ・土に還る
  • ・静電気が起きにくい
デメリット
  • ・摩擦に弱い
  • ・水に弱い
  • ・シワになりやすい
  • ・白化(フィブリル化)する
メリット
デメリット
メリット
  • ・丈夫
  • ・柔らかい
  • ・軽い
デメリット
  • ・熱に弱い
  • ・吸湿性が低い
  • ・黄変(黄ばむ)の
    可能性がある
メリット
  • ・優れた保温性
  • ・シワになりにくい
  • ・柔らかい
  • ・軽い
デメリット
  • ・ピリング(毛玉)
  • ・静電気が起きやすい
メリット
  • ・優れた速乾性
  • ・ハリがある
  • ・摩擦に強い
  • ・シワになりにくい
デメリット
  • ・においや汚れを吸着する
  • ・静電気が起きやすい
メリット
  • ・優れた伸縮性
  • ・摩擦に強い
  • ・丈夫
デメリット
  • ・経年劣化しやすい

繊維のグループって意外とシンプル

繊維は「天然繊維」と「化学繊維」の2種類に分けられます。
天然繊維は植物の葉や茎、種子から採取する「植物繊維」と動物の毛や繭から採取する「動物繊維」の2種類、
化学繊維は製造方法によって、「再生繊維」、「半合成繊維」、「合成繊維」の3つに分類されます。
衣料に使用される糸のほとんどはこの5種類の繊維グループから成り立っていて、用途に応じて太さや混用率(ミックスする度合い)を変えることで
様々なバリエーションを作り出しています。

表

繊維のメリット・デメリット

レッグ・アンダーウェアに使用される代表的な繊維を中心に紹介します。

天然繊維

植物繊維

COTTON コットン 綿

  • メリット

    綿(めん)という漢字が綿(わた)とも読むように優しい肌触りが特徴です。丈夫で通気性・吸湿性が高いので、汗などの水分をしっかりと吸収し、発散するのでタオルやTシャツに多用されています。アルカリ、熱に強い素材でもあります。

  • デメリット

    水分を含むと縮みやすく、シワになりやすいです。洗濯後のTシャツが畳みにくいのはこの性質が所以です。また、摩擦による毛羽立ちもあります。

  • 豆知識

    世界で生産される繊維の約50%を占める正にトップ・オブ・繊維。歴史は古く、紀元前2,000年~5,000年頃に南アジア、中南米などで栽培が始まったとされ(諸説あり)、悠久の時代から人々に愛されています。

LINEN,RAMIE リネンやラミー

  • メリット

    吸湿性に優れ、汗を素早く吸い取り、放出してくれるのでさらっと着用できて、夏にぴったりです。しゃりっとした肌触り清涼感もあります。リネンはラミーに比べ、細くて短い繊維のため麻の中ではコットンに近い風合いです。

  • デメリット

    繊維の硬さが、麻特有のシャリ感を演出するのですが、シワの原因にもなります。アイロンする際は200℃を目安に長時間は避けましょう。硬く丈夫な繊維なので、伸びにくさがあり、綿と合わせることで硬さや伸びにくさを補うことが多いです。

  • 豆知識

    夏の代名詞的な存在ですが、歴史は綿と同じくらい古く、昔は今以上に一般的な繊維でした。その証拠にリネンにはファブリックを総称する意味もあります。リネン室、ベッド・テーブルリネン等、現代では綿の方が使われている製品にもリネンという言葉が使われています。これは麻が一般的だった時代からの名残なんです。産業革命後綿の紡績技術が飛躍的に向上し、麻から綿に取って代わられました。また、麻は植物の葉や茎、皮から採取される繊維の総称で、20種類以上ありますが、代表的なものはリネンやラミーです。

動物繊維

SILK シルク

  • メリット

    シルクの良さは何といっても美しい光沢肌触りです。人間の肌に似た成分からできているので肌に優しく、保湿性も高いです。更に、熱を伝えにくいので夏に涼しく、冬に温かいです。

  • デメリット

    肌触りが良い分、繊細なので摩擦、光や水に弱く、日光に長時間当てると黄変(黄ばむ)し、濡れるとシミができやすいです。

  • 豆知識

    紀元前3前年頃から中国で既に生産されていたと言われ、古代から貴族を魅了し、金と同等の扱いを受けていたそうです。そのすばらしさを知った外国商人がシルクを追い求め開拓した交易ルートがシルクロードです。

毛

一口に「毛」と言っても、様々な動物の毛(獣毛)が用いられています。毛とだけ表記されている場合もありますし、それぞれの繊維名で表記されている場合もあります。以下、主な毛の種類ごとにメリット・デメリットを紹介します。

WOOL 羊毛 ウール

  • メリット

    保温性・吸湿性に優れ、柔らかく嵩高でシワになりにくい特徴を持っています。夏は涼しく、冬は温かい性質もあり、はっ水性も備えています。

  • デメリット

    アルカリ、熱に弱く、水に濡れるとフェルト化(縮んで硬くなる)するので、お手入れの際は要注意。

  • 豆知識

    メリノやシェットランドなど品種が複数あり、太さや柔らかさは様々です。このうち、ラムウールは生後6〜7カ月の子羊の毛を指し、細く柔らかいです。紡績方法でも名称が異なり、太い糸は紡毛と呼ばれ、細い糸は梳毛と呼ばれています。

CASHMERE カシミヤ

  • メリット

    非常に細く柔らかいのが特徴で、保温性に優れています。独特のぬめり感光沢感があり、生産数も少ない高級素材です。

  • デメリット

    毛羽立ち毛玉もできやすいのでお手入れの際は要注意。害虫にも弱いので保管時も要注意です。

  • 豆知識

    インドからパキスタンにかけて広がるカシミール地方という山岳地帯に起源を持つカシミヤヤギの毛。1頭から150〜200gほどしか取れないため、セーターを編むには約4頭分の原毛が必要となる貴重な繊維で「繊維の宝石」とも呼ばれています。

ALPACA アルパカ

  • メリット

    なめらかな手触り光沢が特徴。高い保温性もあります。

  • デメリット

    手触りは良いですが、ちくちくすることもあり、滑らかさはカシミヤやアンゴラよりは若干劣ります。

  • 豆知識

    南米の高地に生息するラマの一種です。保温性はカシミヤ以上ともいわれています。ワカイヤ種とスリ種のが存在し、モコモコで有名な方がワカイヤ種です。
    スリ種は全体の15%ほどしか存在しない貴重な種になります。

ANGOLA アンゴラ

  • メリット

    繊維の内側が空洞のためとても軽いです。その空洞に空気をため込むので保温性も優れています。美しい光沢も魅力の一つです。

  • デメリット

    毛が抜けやすいため、強い摩擦には注意です。また毛玉ができやすく、濡れるとフェルト化(縮んで硬くなる)のでお手入れの際も要注意です。

  • 豆知識

    アンゴラウサギというモフモフなウサギの毛。ラビットファーとも呼ばれ、高級素材として知られています。

化学繊維

再生繊維

RAYON レーヨン

  • メリット

    重みのある素材感が作るドレープと、美しい光沢による発色の良さが特徴です。吸湿性消臭性も備えています。

  • デメリット

    水に弱いため、濡らすと縮み、シワになりやすいです。また、摩擦にも弱く、フィブリル化(白化)します。

  • 豆知識

    紙の原料と同じ木材パルプから製造される化学繊維。絹に似せて開発されたため、人絹(じんけん)とも呼ばれています。人肌にも環境にも優しい化学繊維です。

CUPRA キュプラ

  • メリット

    独特の光沢感が魅力の素材。吸放湿性にも優れているので、さらっとした着心地になります。

  • デメリット

    水に弱いため、濡らすと縮み、シワになりやすいです。また、摩擦にも弱く、フィブリル化(白化)します。

  • 豆知識

    ラグジュアリーブランドの裏地にも採用されるほどの機能性を持った繊維です。コットンリッターと呼ばれる綿を原料とした天然由来の繊維で、土に埋めると自然分解される環境に優しい特徴もあります。

NYLON ナイロン

  • メリット

    非常に丈夫な繊維で、摩擦に強い特徴があります。

  • デメリット

    長時間日光にさらすと黄変する(黄ばむ)可能性があります。

  • 豆知識

    世界初の合成繊維。1940年代~1960年代に開発が進み、「鋼鉄よりも強く、クモの糸より細い」、というのが当時のキャッチフレーズだったそうです。
    NYLONの由来は伝線しないを意味するno runとも言われています。

ACRYLIC アクリル

  • メリット

    軽く温かいので冬にぴったりな繊維。ふっくらとソフトな風合いも特徴です。

  • デメリット

    吸放湿性は低いため、べたつきやすいです。また、毛玉ができやすく、静電気が起きやすいです。

  • 豆知識

    ウール(羊毛)に似せて作られた化学繊維。洗濯機で洗えますが、裏返した上にネットに入れた方が毛玉ができにくいです。

POLYESTER ポリエステル

  • メリット

    摩擦にも強く丈夫な素材で、速乾性もあるため、スポーツウェアによく使用されます。ハリがあり、シワになりにくいです。

  • デメリット

    帯電しやすい素材のため、静電気を起こしやすいですが、柔軟剤を使用すると帯電しにくくなります。においや汚れを吸着しやすいため、小まめに洗濯が必要です。

  • 豆知識

    ポリエステルはペットボトルと同じ原料から製造されるため、近年、ペットボトルを原料とするリサイクルポリエステルが増えてきています。

POLYURETHANEN ポリウレタン

  • メリット

    ゴムのように伸縮する繊維です。レッグ、アンダーウェアだけでなく、ジーンズなどのストレッチ素材としても幅広く使用されています。丈夫な繊維で摩擦にも強いです。

  • デメリット

    メリットが多い素材ですが、経年劣化が避けられません。保存環境にもよりますが、2〜3年が寿命になります。

  • 豆知識

    国内の表示はポリウレタンとされることがほとんどですが、スパンデックス、エラステインという呼び方もあります。