白い靴下

その昔、日本の小学生の男の子は
半ズボンに白い靴下が定番でした。。。
友だちの家に遊びにいくと、汚れた足の裏や
親指に開いた小さな穴がちょっぴり恥ずかしかったり。
泥だらけになるほど遊んで家に帰ると、おかあさんに
「靴下を脱いでから上がりなさい!」と怒られたり。
白い靴下には、そんな思い出がいっぱいつまっています…。
・・・と、こんなセンチな気分になってしまったのは
最近、白い靴下姿の子どもを見かけるからです。
もちろん、いまどき半ズボンに白い靴下なんて格好の
小学生を見つけるのは至難の技。
彼らは半ズボンとは似て非なるハーフパンツなるものに
デザインショートソックスでおしゃれにキメています。
けれどもこの時期、そう、卒業式や入学式には
彼らもやはり白い靴下をはくのです。
ちなみに「正装には白い靴下」という習慣は、
16世紀の男性の正装が半ズボン(キュロット)に
靴下(ストッキング)だったことによるという説や、
白足袋が影響しているという説など諸説あるようです。
「白い靴下はもう似合わない~♪」という曲がありましたが
白い靴下は純粋無垢な子どもの象徴。
白い靴下をはいた子どもたちは、なんだかとっても眩しく見えます。
いまでは珍しくなってしまった白い靴下ですが、
せめてこの時期のこの光景だけは、なくならないでほしい…
そう思うのは、わたくしだけではないはずです。
*写真は『懐かしのポスター』シリーズより抜粋。 チューリップハットとか、ファッションのディティールに時代を感じます。でも、なんだかオシャレさんなお子さんです。