恋とくつ下
イルミネーションがきれいな時期になりましたね。
何を隠そう、この福助、独身でございまして
この寒さと華やかなイルミネーションの相乗効果に
かなりのダメージを受けております……。
実は、この時期になると思い出すことがあります。
それは、以前お付き合いしていた女性から
クリスマスに靴下をプレゼントされたことです。
わたくしに靴下、ということは、
宝石屋に宝石(あ、これはありえますか)
パン屋にパンを贈るようなもので、
とにかく、なかなか不可解な行動ですので
ほほぅと思いつつ包みを開けてみると……。
そこには、シンプルなアーガイル模様の靴下が3足。
「?」状態なわたくしに、彼女が話してくれたことは……。
スコットランドにいまも残るアーガイル城。
そこに住んでいた王女が、
恋人に何か特別なプレゼントをしたいと考えました。
何日も苦心した末、スコットランドのタータンチェックを基本に
編み出したのが、ダイヤの形を組み合わせたアーガイル柄でした。
これを編むためには、針の頭を移したり、まわしたり、減らしたり、
それはそれは手間がかかるため、愛がなければ編みあげられない。
つまり、アーガイル柄は「愛の証」なのです。
どうですか?
もちろん、プレゼントの靴下は手編みではありませんでしたが、
わたくしは彼女のセンスに脱帽(靴下ですが)したのでした。
あぁ、こんな話をしていたら
なんだかとっても切なくなってきてしまいました。
ただ、今年は、こうしてみなさまとブログでつながっていることが
わたくしの心を、ちょっぴり、暖かくしてくれていますが。

* 昨日から点灯がはじまった表参道 並木通りのイルミネーション「akariumu」。8年ぶりのあかりは明治神宮へとつづく通りを、あたたかな和のテイストで灯しています。

* 靴下の中でも特にカラフルなバリエーションが豊富なアーガイル柄のくつ下。
こちらは日本にはもう存在しないハンドインターシャソックス専用の特別な編み機でつくられています。 イギリスのウェールズで親子代々大切に継承されてきた伝統技術で、1足1足丁寧につくっているものです。